あなたは、いじめを目撃したことはありますか?
いじめの場面に遭遇したことはありますか?
いじめは、ニュースで度々取り上げられていることから分かるように、意外と多く起きています。
いじめをする人は、様々なストレスを抱えていたり、自己肯定感が低かったりしますが、理由はどうあれ、いじめは良くありません。
世の中は、いじめのない世の中であるべきだと言えます。
いじめのない世の中であるためには、一人一人がいじめをしないことはもちろんですが、いじめを目撃したら、それを止めることも必要です。
たとえ、上手には止められなくても、いじめられている人は、止めてくれる人がいるというだけでも、少しは心が救われます。
ですから、いじめの場面に遭遇したら、必ず止めてください。
ですが、いじめを止めるのには、勇気がいります。簡単なことではありません。
それではどうするか?
次のようなビジュアライゼーションをすると、徐々にかもしれませんが、いじめを止められるようになっていきます。
まず、どんな場面でもいいので、いじめが行なわれている場面を想像してください。
その場面を鮮明にイメージし、体感してください。
今、目の前で、いじめが行なわれています。
いじめをしている人達は、どんなことをしていますか?
いじめをしている人達は、どんな言葉を発していますか?
いじめをしている人達の顔は、どんな表情ですか?
いじめられている人の顔は、どんな表情ですか?
その場の空気感は、どんな感じですか?
その場は、どんな匂いがしますか?
それを見ているあなたは、どんな心境ですか?
その状況で、もし、あなたが、それを止めるとしたら、どうやって止めますか?
どんな方法でもいいので、それを止める場面を想像してください。
そして、止めることができたら、自分をしっかり褒めてください。
そして、「自分は、いじめを止めることができる、すごい奴だ。そんな自分が誇らしい。そんな自分が大好きだ」と、心の底から思ってください。
このようなビジュアライゼーションを、本気で何度も繰り返せば、徐々にかもしれませんが、いじめを止められるようになっていきます。
なので、このようなビジュアライゼーションをしっかり行ない、いじめの場面に遭遇したら、是非、止めてほしいと思います。
ポイントは、「どんな方法でもいいから、いじめを止める」「あれこれ考えずに、とにかく止める」ということです。
もし、止められなかったとしても、後で、いじめられた人に、慰めの言葉をかけてあげましょう。
ほんの少しでも、その人の心を癒してあげることは、とても大切なことですから。