上の画像が、ルビンの壷ですが、あなたは、見たことがありますか?
黒い部分にフォーカスすると「壷」に見えるし、白い部分にフォーカスすると、「顔を向き合わせた二人の横顔」に見えます。
「だまし絵」なんて呼ばれることもあるこの絵ですが、この絵から、コーチング的に面白いことが分かります。
「壷の絵」として見ているときは、「二人の横顔」は見えません。
逆に、「二人の横顔」を見ているときは、「壷の絵」は見えません。
無理やり両方を見ようとすると、両方がぼやけてしまいます。
このことから、「人間は、一つのゲシュタルトしか持つことができない」ということが分かるのです。
つまり、人間は、「自分は、その目標を達成することができる」と思っているときは、「自分は、その目標を達成することはできない」という感覚はありませんし、逆に、「自分は、その目標を達成することができない」と思っているときは、「自分は、その目標を達成することができる」という感覚はないのです。
つまり、目標を達成する上で、「自分は、その目標を達成することができる」と思えることはとても重要なので、意識して、そう思えるようにする必要があるということです。
「自分は、その目標を達成することができる」と思っていれば、それを達成する可能性は高まります。
逆に、「自分は、その目標を達成することができない」と思っているなら、それを達成する可能性は、低くなります。
また、「目標達成できる」と思ったり、「やっぱり無理かも」と思ったりしているなら、やはり、それを達成する可能性は低くなります。
なので、意識して、「自分は、その目標を達成することができる」と思えるようになる必要があるのです。
これが、「正しいマインドの使い方をする」ということです。
ルビンの壷の絵でいうと、「壷の絵」を見ているときはそれに集中して、「二人の横顔」が見えないようにするのです。
意識しないと、それはできませんよね?
なので、もしあなたが、何らかの目標や目的を持っているなら、「自分は、それを達成することができる」と、常に思うようにしてください。
そうすれば、それが達成できる可能性は、確実に高まることになります。