自己実現コーチ 伊藤豪

幸福に必要なのは「社会の安定」「精神の安定」「自己実現」。それらについて語るブログです。

「3:7」!? 何の数字?

 

 

こんにちは、プロコーチの伊藤豪です。

 

最近、ちょっとだけ、記事を書いていませんでしたが、それには理由があります。

 

それは、最近、新しいことを学び始めたからです。

 

何を学んでいるかというと、それは、コーチングです。

 

 

私は、もともと、TICEコーチングの認定を受けていますが、それとは少し違ったコーチングで、普段意識していない「自分が本当に大切にしている価値観」を見つめ直し、自己理解を深める上で、また、相手を深く理解する上でも、非常に有効だと感じています。

 

もちろん、他にも色々素晴らしいところがあります。

 

私は、人をより良い状態にすることに関心があるので、とても面白いです。

 

 

 

さて、それでは、今日の本題です。

 

今日の話は、「3:7」です。

 

この数字、何か分かりますか?

 

年配の男性なら髪型(七三分け)を思い浮かべるかもしれませんね(笑い)。

 

割合としては正しいですが、髪型のことではありません。

 

 

「3:7」、これは、インプットとアウトプットの割合のことです。

 

 

何かを学ぶときに、記事を読む、話を聴くなどの「情報収集(情報のインプット)」が3割で、頭に入れたことを紙に書いたり、人に説明したりするなどの「情報を吐き出す作業」を7割にすると、効率よく学べるということです。

 

テキスト、本、記事等を読んで、その時は分かった気がしても、それだけでは理解は浅く、アウトプットすることによって、その内容が頭の中で「まとまる」、理解が深まるということです。

 

私の感覚だと、本を読んでいる最中や読んだ後に、頭の中で、あれこれと考えて「読んだ内容をまとめる」というのも効果があると思います。

 

 

以前、私は、「ひとり言」を言っている自分に気づいたことがあります。

 

どんな「ひとり言」かというと、その時勉強していたことを人に説明する「ひとり言」でした。

 

「ハッ!?」と気づいたら、「人に説明するひとり言」を数分間していました。

 

一瞬、そんな自分を「ちょっと怖い」「ちょっとキモイ」と思いましたが、よく考えると、「ひとり言」を言うことによって、自分の考えがまとまっていることに気づいたので、そのまま気にしないで「人に説明するひとり言」を続けていました。

 

「人に説明するひとり言」の中で、上手く説明できない箇所があると、改めて本を読み返すなどしていたので、理解が深まり、考えも一層まとまっていきました。

 

「ひとり言」も、考えをまとめ、理解を深める上で有効だということです。

 

 

 

あなたも、何かを学んだら、意識してアウトプットしてみてはどうでしょう。

 

紙に書く、人に話す、記事を書く等すると、より一層考えがまとまり、理解が深まることでしょう。

 

もちろん「ひとり言」でも大丈夫です。

 

 

ただし、「ひとり言」を言うときには、注意してほしいことがあります。

 

それは、必ず、周りに誰もいないことを確認してから「ひとり言」を言うということです。

 

誰かに見られて、「この人怖い」「キモイ」と思われても、自己責任でお願いしますね(笑)。