ゴールを設定して、ゴール達成する行動をしていても、なかなか結果が出せない人がいます。
そういう人の中には、自分に許可を与えることによって、結果が出せるようになる人がいます。
以前知り合った人に、こんな人がいました。
その人は、「自分は、幸せになってはいけないのではないか」と考えていました。
その人は、過去に色々な問題を抱えていて、後悔するような出来事があったため、そう思っていました。
ですが、「自分は幸せになってはいけない」と心の奥底で思っていると、無意識が、幸せにならないように働いてしまいます。
意識的には幸せになりたいと思い、そのための行動をしていても、なぜだか分からないけど、あと少しで幸せになるというときや、上手くいっているとき等に、急に問題を起こしたり、とんでもない失敗をしたり、急に意欲がなくなったりして、幸せになれなくなってしまいます。
このようなことは、非常に分かりづらいことですが、実際にそういうことが起こります。
その人の場合は、まさにそのようなことが起きていました。
このようなとき、「自分は幸せになってもいいのだ」と、自分に許可を与えると(そのように意識すると)、変化が起きる場合があります。
深層心理に根深く張り付いている心理的ブロックだと、そんなに単純にはいきませんが、少しくらいの心理的ブロックなら、大きな変化が表れることがあります。
もし、あなたが、成長したいと思っているのだけど、いまいち成長できない、自分を変えたいと思っているのだけど、なぜだかうまく変われない等、いまいち変化が起きていないのなら、一度、自分に許可を与えるということをしてみてください。
「自分は、周りの目を気にしないでいいのだ(あなたは、周りの目を気にしないでいいのですよ)」「自分は、必要以上に遠慮しないでいいのだ(あなたは、必要以上に遠慮しないでいいのですよ)」「自分は、もっと積極的でいいのだ(あなたは、もっと積極的でいいのですよ)」「自分は、失敗してもいいのだ(あなたは、失敗してもいいのですよ)」「自分は、本気を出していいのだ(あなたは、本気を出していいのですよ)」「自分は、もっと幸せになっていいのだ(あなたは、もっと幸せになっていいのですよ)」等々。
表現(言い方)は、自分に入ってきやすいものにするのが基本です。
このようなことをアファメーション、ビジュアライゼーション、セルフトークのコントロールで、自分に刷り込んでいくと、変化が表れる可能性があります。
基本的に、ほとんどの人には、「遠慮」があるので、能力は十分に発揮されていません。
「遠慮」しないで、あなたの能力を「全開」にしてみてください。