※セルフトークとは、「しまった!」「なんて私は馬鹿なんだ」「いいぞいいぞ!」「よしっ!うまくいった!」というように、内省的に言う独り言、自分自身に語り掛ける言葉のことです。
先日、私は仕事の都合で、外で仕事をしていました。
午前中は、曇っていて風もあったので、耐えられないほどではありませんでしたが、寒かったです。
午後になると、日が差してきて、ポカポカと温かくなりました。
私は、
「あ~、やっぱ俺は『晴れ男』だな。『晴れ男』でよかった。ポカポカして気持ちいいな~」
と独り言を言いました。
私は、普通に声を出して言ったので、近くにいたAさんに、聞こえた様子でした。
Aさんは、冗談が通じる人なので、私は、
「いや~Aさんが『晴れ男』だとは知りませんでしたよ。日が出てきて気持ちいいですね」
と言いました。
すると、Aさんは、
「いやっ、自分は全然『晴れ男』なんかじゃないですよ。『晴れ男』だなんて、考えたこともないですよ」
と言いました。
冗談を言っただけなのに、ずいぶん卑屈というかネガティブな反応でした。
コーチングでは、セルフトークをコントロールすることが重要だと教えます。
人は、1日に5万回ものセルフトークをしていると言われていますが、そのセルフトークによって、自己イメージがつくられるからです。
ネガティブなセルフトークを繰り返すと、ネガティブな人間になってしまうということです。
逆に、ポジティブなセルフトークを繰り返すと、ポジティブな人間になるということです。
ですから、私たちは、意識して、常に、ポジティブなセルフトークをする必要があります。
常に、ゴール達成につながる、ポジティブなセルフトークをする必要があるのです。
とっさの一言、ふとした時に出る独り言、それらも意識して、常にポジティブなセルフトークをすることが大事なのです。
思わずネガティブなセルフトークを言ってしまったら、後からでいいので、
「今のは自分らしくなかった」「次はこうしよう」等、ポジティブなセルフトークをしてください。
慣れないうちは、結構難しいですが、続けているうちに、徐々にできるようになります。
常に、ゴール達成につながるポジティブなセルフトークをしてください。
セルフトークのコントロールに慣れていない人は、まずは、自分がセルフトークをしていることを意識してみましょう。