あなたは「いい人」ですか?
それとも「嫌な人」ですか?
こんにちは、プロコーチの伊藤豪です。
仕事の人間関係、友人との関り、地域社会等において、人と接するときに「いい人」を演じる人っていますよね?
でも「演じていること」って、意外と相手に伝わっていたりします。
また、普段のその人を知っている人からは、表と裏がある人だと思われて、信用されなくなってしまいます。
私は、「いい人」を演じるくらいなら、いっそのこと「いい人」になってしまった方が早いのではないかと思います。
私が考える「いい人」というのは、単に愛嬌を振りまいているだけの人、人当たりがいいだけの人ではありません。
人に嫌われたくないがために、常に周りに合わせているだけの人でもありません。
そういう人は、単に「自分」を持っていない人。自分の「考え」や「信念」を持っていない人です。
また、家族、職場、地域社会等において、単に、波風を立てないようにしている人は、自分の役割を果たさない、無責任な人でしかありません。
私が考える「いい人」というのは、そういう人ではなく、家族、職場、地域社会等においては、自分の役割をしっかり果たす、責任感のある人です。
また、そのためには、ときには、周りの人に嫌われても自分の信念を貫く人です。
それでいて、心が広く、優しく、思いやりを持って、周りの人に接している人です。
そういう人が、自分の上司だったらいいと思いませんか?
とても仕事がしやすそうですよね。
取引先の人が、そういう人だったら、安心して取引ができそうですよね。
多くの人は、それを本能的に知っているから、「いい人」を演じるのだと思います。
ですが、始めに言ったように、演じるくらいなら、「いい人」になった方が早いのではないでしょうか?
また、その方が、自分にとっても、自分が所属している組織にとっても、良いのではないでしょうか?
でも、そうは言っても、「いい人」になるのって、簡単ではないかもしれません。
そこで、今日は、「いい人」になるためのアファメーションを紹介したいと思います。
次のようなアファメーションをすると、効果があると思います。
「私は、常に、責任感を持って自分の役割を果たしつつ、広い心で、優しく、思いやりを持って周りの人に接しています。みんなが、私のことを『優しいね』『いい人ね』と言って、私のことが大好きなので、毎日がとても楽しいです」
アファメーションのコツは、「理想の自分」と「ポジティブな感情」をセットにして、自分の無意識に刷り込むことです。
あなたも、そろそろ「いい人」を演じるのはやめて、いっそのこと「いい人」になってみてはいかがでしょうか?